投資における考慮要素としてのインフレーション / Inflation

インフレーション(Inflation)とは、経済学においてモノやサービスの全体の価格レベル、すなわち物価が、ある期間において持続的に上昇する経済現象である。日本語の略称はインフレ。

インフレと物価水準 Inflation & Price level

インフレーション(Inflation)は一般物価水準(General price level;衡量整体物価水平)の変化を年率で表したもので、高いインフレ率(Inflation rate;通脹率)は購買力の低下(Lower purchasing power of money)をもたらします。
物価水準(Price level)はインフレと区別され、物価水準(Price level)は特定時間の消費者物価指数(Consumer price index)などの物価指数によって測定された特定の時点における物価の全体的なレベル (Overall level of prices)です。さらに、ある特定の商品の価格の上昇は、必ずしもインフレにつながるものではありません。

マネタリスト Monetarist

マネタリストのエコノミスト (Monetarist economists;貨幣主義的経済学家)は、通貨供給量(Money supply;貨幣供応量)が一定であれば、ある商品の価格が上がることは、その他商品への消費する現金が減少するため、その他の商品の価格が下がると説明しまます。要するに、この場合、一つの商品の価格上昇は、その他商品の価格下落で吸収され、一般物価水準(General price level)に影響を与えることなく、相対価格の変化だけにとどまることになります。ここで、マネタリスト(Monetarist)とは、マクロ経済の変動において通貨供給量(Money supply;貨幣供応量)、および貨幣供給を行う中央銀行の役割を重視する経済学の一派およびその主張をする経済学者を指します。

デフレとディスインフレ Deflation & Disinflation

負のインフレ(Negative inflation;負通脹)があるときにはデフレ(Deflation;通貨緊縮)が発生します。これは通常、景気循環(Economic cycle)の不況期(Recession phase;衰退)に発生します。デフレーション(Deflation;通貨緊縮)とディスインフレーション(Disinflation;通貨膨脹減緩)は異なり、ディスインフレーションはインフレ率(Inflation rate;通脹率)が低下しインフレが収束した経済状態のことを指します。一般的にインフレ率(Inflation rate;通脹率)がマイナスになるデフレーション(Deflation;通貨緊縮)とは区別されます。