日経平均株価は3年来の高値挑戦に失敗、かつ今週日銀決定会合後に軟化。金融政策決定会合の公表文では「期限を定めない資産買入れ方式」が明示され、ニュース発表後すぐさま円はドルに対して売られ反落、これにより連日上昇の日経指数は調整が入る可能性がある。

ハンセン指数

すでにB株からH株へ転換の大勢となっており、コンテナの製造・修繕などを行う中集集団に続いて、不動産大手の万科集団は4月に第2段のB株からH株への転換事例となる見込みだ。
この事が多くのＢ株を牽引し続々と香港証券取引所へ移行する可能性が有ることから、多くの資金が香港に流れ込み各主要国有企業へ投資される見込みがあり、香港株式市場の下半期のトレンドにとって好材料になると予想。
※香港H株は、代表的な中国株式の一つで、中華人民共和国の香港特別行政区の香港市場（香港証券取引所）に上場している中国企業（資本の出所も登記も中国の企業）の株式のことをいう。
※香港B株は上海・深圳の両市場に上場されている中国企業の株式は従来、外国人が投資できないものだったが、外国人の投資を対中国株へ開放するため新たな市場の種別として「B株」制度が設けられた。

韓国総合株価指数

日銀はインフレ水準の引き上げを希望、日本輸出産業にとって有利に働き、電子製品輸出に依存し国家経済を維持している韓国市場へ影響あり。
韓国市場は現在アジア市場において最低評価となっているものの、日本によってもたらされた短期的なマイナス影響にとどまる模様。