昨年度のインドネシア市場はひたすらアンダーパフォームとなった。しかしIMFはインドネシアのGDP増加が2013年もなお強い勢いを維持できるとし、テクニカル分析上ではここ3年の抵抗を突破、本年度のパフォーマンスに期待。

SSEC上海総合指数

中国政府は今週突然新たな不動産市場規制策を発表、多くの大型不動産関連株が下落の流れを受けてストップ安を誘発した。上海総合指数は1日で4％近く下落、テクニカル分析上ではトリプルトップで上方突破しない形態がより顕著となっており、突破次第、次の投資戦略を決めるべき。

ヨーロッパ600指数

ECB(欧州中央銀行)は3月7日に議会を開催。欧州指数はテクニカル分析上すでにここ3年の高値を突破しており、投資家は議会結果から欧州市場が上昇トレンドに乗れるか否かを判断する材料にできるはずだ。

日経平均株価

市場更新：日銀総裁候補として黒田東彦・アジア開発銀行総裁が指名された。今週公聴会に出席の際に、現在の政策ではインフレ率2％の推進に力不足と指摘。正式就任後は日経平均株価指数にさらなる刺激をもたらすことが期待される。