S&P500は長期線を維持しているがほとんどの移動平均性とのギャップはゼロ近くまで縮小している。またMorgan Stanley Capital International Emerging Markets Indexは、4月の高値から引き下げた後、10日移動平均で安定することができず、その後2月のレベルまで下落幅を拡大させている。
STOXX欧州600指数はギリシャ債務問題に引きずられて5月末以降急落し、短期移動平均が長期平均を割り込み、弱気シグナルとなった。また、ユーロが対米ドルで1ドル台で安定的に推移した後、為替レートは1.117台まで反発し、欧州の量的緩和の打ち出しに逆行し、通貨戦争合戦はさらに予測不能になっている。
日本円はまだ安値を更新しておらず6月、日本円は対米ドルで再び下落し0.8の壁を一度突破した後、0.807までわずかに回復。昨年5％のニュージーランドドル安は、今年はニュージーランドの中央銀行が金利を引き下げ、ニュージーランドドルの為替レートは6ヶ月で10％以上下落した満足していない。